
ラグの選び方を徹底解説!②
さて、前回の記事の続きとなります。
前回の記事ではラグの選び方の内、「サイズ」と「形」について解説をしました。
(前回の記事をご覧になっていない方は、ぜひ「ラグの選び方を徹底解説!①」からご覧ください♪)
この記事では「色」と「素材」という観点からラグの選び方を解説していきます。
ラグの色の決め方
ラグのサイズにもよりますが、基本的には床面積を大きく占めることとなるラグは、そのデザインによって部屋の印象を大きく変えます。
また、逆にいえば賃貸等で「床の色が気に入らない」、長年住んでいて「床の色に飽きてしまった」という方は、ラグを変える・選ぶ事でお部屋の雰囲気をがらっと変えることができますよ♪
そして本題の色の決め方ですが、「ラグをメインとしたいか」によって変わってきます。
というのも、インテリアの配色黄金比は「ベースカラー:メインカラー:アクセントカラー=7:2.5:0.5」といわれています。ラグは面積を大きくとりがちであるが故に、ラグの色を「アクセントカラー」を取り入れるにはまず難しいといえるでしょう。(少なくともインテリアに統一感を持たせるにはハードルが高いです。)
よって、ラグがベースカラーとなりえないような少し目立ったカラーの(但しアクセントカラーではない)ものを使いたい場合は、メインカラーとして取り入れることになります。そして、そのほかの家具や、ラグのように大きな割合を占めるカーテン等をベースカラーで統一することでまとまった印象になります。
一方で、それほどラグにこだわりがなく(というと少し語弊があるかもしれませんが…)、他にメインで使いたい家具等が決まっている場合は、ラグをベースカラーにあわせ、床や壁、カーテンと同系色とすることで、インテリアにまとまりをもたせることができます。
ラグの素材の決め方
最後にラグの素材についてです。ファブリックアイテムですので、たくさん種類の素材があります。
他の要素と同様に、選び方として一概にこれ、とは言えないのですが、素材の特徴と自身の生活スタイルを照らし合わせて、どんな機能・特徴が1番ほしいか、で考えることをおすすめします。
例えば、自分は1人暮らしだから汚れにくいだろうし、デザイン性を重視したい、であったり、よく床で昼寝をしてしまうから、気持ちがいい素材がいいなあ、であったり(笑)選び方は多種多様です。
最近はウォッシャブルなものも増えてきていますが、大きいラグだとなかなか乾かない場合もありますので、洗替え用に少し違うデザインのラグを準備したり、季節に合わせてデザイン変えるのも1案です。
下記に素材別の特徴を一例としてあげるので参考にしてみてください♪
<綿・麻・リネン>
- 吸湿性に優れた天然素材
- 素足で歩いてもごわごわしない、自然な肌触りが特徴的
- 吸放出性にも優れ、洗濯をしても乾きやすいのが嬉しいポイント
<ポリエステル>
- 日光による変色に強い機能性素材
- 軽量なので模様替えや洗濯もラクラク
- 洗濯時の縮みや型崩れの心配が少なく、掃除頻度が高い場合におすすめ
<アクリル>
- 発色が良く、色合いを楽しめる素材
- 保湿性に優れており、ウールのような風合い
- ふわふわな素材が気持ちいい
まとめ
いかがでしたか?
多種多様に見えるラグも1つ1つの要素に分解し、その特徴と自身の生活スタイルを照らし合わせると、置くべきラグが絞れてくるのかなと思います。
とはいえ、前の記事も含め、あくまでこれは基本的な選び方ですので、時には機能性を無視してお気に入りのデザインをいれてみたりなんかしちゃっても全然OKだと思います!
一例として何かヒントになっていれば幸いです。