
〜ミニマリストに学ぶ〜 ミニマムな部屋作りと暮らし方」に興味がある方へのちょっとしたヒント
突然ですが、皆さまは「理想の部屋はどんなイメージですか?」と質問されたらどう答えますか?
筆者自身の場合は、「ミニマムな部屋作りを目指していますが、なかなか苦戦しています。」と言ったところでしょうか笑
生活感を見せないスッキリとした部屋作りが理想ですが、現実には、なかなか上手くいかない日もあり、場所によってはごちゃごちゃしてしまっている、、、という理想と現実の間をさまよっている状態というのが正直なところです。
筆者と同じように、ミニマリストやミニマムな生活への関心や興味のある方も多いのではないかと思います。
さて、そこで本日は
「ミニマムな部屋作りと暮らし方」
をテーマに取り上げてみたいと思います!
と言っても、物を最大限に減らした何も無い部屋で生活する方法。というような極端な考え方では無く、あくまで「ミニマリスト」に学ぶ、心地の良い部屋作りのヒントになるようなお話が出来ればと思います。
★☆ミニマリストの定義と背景★☆
まずは、皆さま既にご存知の『ミニマリスト』という言葉について確認したいと思います。
その定義は、余計な持ち物をできるだけ減らして、最小限の物だけを所有して生活する人の事を言います。
そもそも、どうしてこの言葉が生まれ、日本においてもここまで有名になったのでしょうか?
元々は1960年代にアメリカの富裕層の間で「本当に必要な物を購入して、それだけで
生活していこう」とうい発信をした事がきっかけに、広がったものであるそうです。
日本においてもその考え方は共感され、2011年頃から徐々に広まり、2015年には「ミニマリスト」という言葉が流行語大賞にノミネートされるほどまで注目され、今では多くの人に支持されています。
★☆ミニマリストの部屋作り★☆
次にミニマリストの部屋作りの特徴の一例を挙げてみたいと思います。
・不要な物は家に持ち込まないようにし、必要が無い物は手放す。
・物はできるだけ収納して隠し、見せるアイテムを限定する。
・複数の用途に使い回しができるものを選ぶ。
・テーマカラーやスタイル決めて統一感を出し、シンプルな部屋を作る。
このように、ミニマリストの人は1つ1つの物と向き合い、必要な物と不要な物をきちんと区別した上で、物を増やさない努力をしています。
また、インテリアを考える上でも、例えば、椅子を買うより「座る事もでき、ディスプレイ台になり、サイドテーブルとしても使える」スツールを選ぶという風に、少ない家具で部屋を広く見せる工夫をします。
★☆ミニマリストの部屋作りにおけるメリット/デメリット★☆
では上記のような特徴を持つミニマリストの部屋作りに置いて、メリットとデメリットはあるのでしょうか。
メリット
・本当に必要なアイテムと自分の好きな物に囲まれた理想的な部屋作りが出来る。
・掃除や片付けが楽になり、部屋を綺麗に保つことが簡単になる。
・シンプルな部屋で過ごす事でストレスが減り快適な生活が送れる。
デメリット
・新たな物を持つときの決断に常に慎重になってしまい、物の投資をすべき時に踏切れな事がある。
・物が出しっぱなしになっていると気になってしまい、人(家族)が片付けをしない事にストレスを感じてしまう。
・ストック品を持たない事で、時に不便な状況が生まれる。
さて、ここまで読んで頂いて、皆さまはどのような感想をお持ちになったでしょうか?
「ミニマリストの部屋作り」は理想的ではあるけれど、全てを行おうとすると、常に努力や工夫が必要であるし、良い面もあれば悪い面もある事が分かって頂けたのではないかと思います。
筆者は冒頭で、「ミニマムな部屋作りを目指しているけど、現実には難しい部分がある。」と述べさせて頂きましたが、皆さまも同様に日々生活する上では、上記の項目を完璧を目指す事はなかなか難しいかと思います。
しかし、完璧に出来ないから諦めるのでは無く、少しだけ考え方を広げてみてはいかがでしょうか。
例えば、、、、
∮忙しい平日は物が部屋に出しっぱなしになってしまうけど、休日には一気に収納スペースに片付けて、部屋全体をリセットする
∮棚の上に何でも置かずに、掃除がしやすそうなディスプレイ小物を選んで飾る
∮子供の服や必要な物は躊躇なく買うけど、家具だけは慎重に吟味して購入する
∮日常生活で消費しながら備蓄するローリングストックを取り入れてみる
と言ったように、、あくまで「ミニマリスト」に学びつつも、言葉の表面の意味だけにとらわれずに、自分の快適な生活や家族全体が気持ち良く生活していく家作りに活用していく事が一番大切なのではないかと思います。
そして、それは家作り、部屋作りを通して自分のライフスタイルを見直す一つのきっかけにもつながるのではないかと感じます。
以上いががでしたでしょうか。
繰り返しになりますが、「ミニマリスト」はあくまで一つの言葉の定義であり、そこに正確な基準や正解はありません。ですが、その考え方には、ヒントになる部分が沢山ありますので、是非出来るところから、実際の部屋作りに取り入れてみてください。
今回の記事を通して、少しでも皆さまのお部屋作りと、日々の暮らし方を考える際の参考になれば幸いです⁂